ストラバイトとシュウ酸
それぞれのPH値
ストラバイト→ PHがアルカリ性に傾く
★PH7あたりでストラバイト結石に注意。
健康な猫ではPH6.2〜6.3位
PH6.5未満から溶解が高まりPH6.3未満では
ストラバイト結晶化の可能性が低下
1ヶ月程度で溶解する。
↓は参考としてチョコの健康管理ノートの一部。
PH8あたりで血液検査リン数値高めでストラバイト結晶がでました。
その後はロイカナのPHコントロールウェットで正常に。
溶解したとみてます。
シュウ酸化カルシウム→PHが酸性に傾く
★PH6からシュウ酸化カルシウム結石に注意。
シュウ酸化カルシウム結石では溶解は期待出来ず
手術での治療となるのが大半。
↓はシアンの健康管理ノートの一部。
FINEPETSではシアンはアルカリ性に傾き、
血液検査では高コレステロール値とカルシウム数値がこの辺りから上がり始めPHは酸性に傾き始める。
11月では異常値。
PHに対してFOODの注意点
ストラバイト
マグネシウム、リンの少ないFOODにする。
マグネシウム0.08%程度。
タンパク質制限で低タンパク質FOOD。
シュウ酸化カルシウム
カルシウム、シュウ酸濃度の制限。
高タンパク質FOOD。
ビタミンDの取りすぎに注意。
ビタミンDを取りすぎると高カルシウムになる為。
マグネシウム 0.019〜0.35g
リン 0.177〜0.316g
食事性カルシウムの制限。
ビタミンDの制限
低リン血症
NG食材
ブロッコリー
ほうれん草
ルバーブ
ナッツ類
苺など。
ビタミンCは抗酸化剤として良いが猫の体内ではシュウ酸に変わるので要注意。
ただし、193mg/kgまでの量なら良い。
同じFOODを食べててもこれだけ
個々で真逆の数値を出す。
だから、このFOODなら大丈夫が安心できないのがよく分かる。
ストラバイトならFOODと薬で溶解も可能だけど
シュウ酸はそうもいかない。
それぞれの体内環境を定期検査で確認しながら
FOODの見直しサプリメントの追加をしていくのが再発防止、
予防に繋がると思う。
サプリメントについては
前回からウロアクトを処方してもらってる。